刀剣の様々な文様

刀剣の様々な文様

刀剣の様々な文様 数ある美術品の中には専門家でなければわからないような魅力も存在していますが、刀剣も奥深い魅力を放っています。
その中でもその刀剣の魅力を語る上で一番最初に話題になる文様の多様性についてです。
刀剣を作る工程で熱した物を水を漬ける焼き入れという工程があるのですが、この工程で刃文ができます。
この刃文と言われている文様は鋼を急速に冷却する事で鋼の成分が変化し、沸えや匂いと呼ばれている細かい粒子となりそれが刃文となるのです。
しかもこの刃文は焼き入れる際に使われる焼刃土の置き方を変える事で様々な刃文を構成できるようになっているため、刀工の拘りや刀剣の特徴を決める場所となっています。
そのため使われていた時代によって違う刃文をしており、同じ時代の物でも初期、中期、後期よって色とりどりの刃文となっています。
また刃の他にも刀身本体を構成している地鉄にも様々な文様があります。
この地鉄を作る工程でも刀工がどのようにして鋼を鍛錬するかで変わってくるため、価値を決める上で重要な要素となっています。
そのうえこの刃文は刀身の場所によって地斑、地景、映り等名称が決まっておりそれぞれ日本刀の美しさを決める大事な場所なので鑑賞や取引等する時は確認しておく事をお勧めします。

刀剣に秘められた信仰

刀剣に秘められた信仰 刀剣に対して特別な力を期待する、いわば「刀剣信仰」と呼ばれるような思想は世界中に存在するものです。
日本においてもこのことは変わらず、古くから刀剣に対して信仰心を抱いてきた歴史があることが理解できます。
具体例として最も古いものとなるのはイザナギとイザナミによる国産み伝説でしょう。
イザナギとイザナミは天浮橋より天沼矛と呼ばれる矛を持って混沌とした大地をかき混ぜたところオノゴロ島が生まれ、そこで結婚した二柱の神の子として大八島、つまり日本が生まれたとされています。
また神代三剣の一つに数えられる天叢雲剣は現在でも熱田神宮の御神体として祀られていますし、秋葉山本宮秋葉神社でも御神寳として複数の刀が祀られています。
もっと身近なところで言えば日本に伝わる伝統的な葬儀の儀礼として死者の胸に守り刀と呼ばれる刀を置く風習がありますが、これも成仏、すなわち亡くなった方が御仏になるまでの道中にかかる苦難を刀にて打ち払えるように、ご遺体を囲む生きる人たちがご遺体に集まる穢れに苛まれないようにといった思いが込められています。
尤も、こうした守り刀の風習は地域によっては全く見られないこともあるのですが、このように刀剣は古くから信仰の対象であり、神聖なものとする向きがあったわけです。

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